先月にキングプロテア リトルプリンスの挿し木に関する記事を書きました。
あの時は、リトルプリンスが枯れ始めてしまっていたことにより、まだ猛暑が続いている中でやむを得ず挿し木をするしかなかったわけですが、本当は秋の始まり(9月中旬~10月中旬)がいい時期なのではないかと思っています。
弊社では他にもオージープランツ(プロテア等)の植物を育てています。
・ピンクアイス
・ジュリエット
・ミンクモンク
・スパイキーホワイト
・ペトロフィル エリシフォリア
これら植物の挿し木チャレンジを実施していますので、その結果について書きたいと思います。
挿し木のやり方などは、Youtubeやブログでたくさん紹介されていますね。
わたしもこれまでにバラや他の植物でも、たくさんの挿し木にチャレンジしてきました。
成功したものもあれば、もちろん失敗したものもたくさんあります。
それら経験を通して、今のところ実感しているのは、どんな方法でやっても、まぁ結局のところはその枝の個体の生命力次第だなってことです。
太い新鮮な枝でも失敗するし、細い枝でも成功する。
メネデールやルートンもおまじない程度のもので、法則はないような気がします。
しかし、その確率を少しでも上げていくため、その法則をみつけるために毎年毎年、試行錯誤を繰り返す。
そんな感じです。
ということで、2023年秋、挿し木にチャレンジした数量は以下です。
・ピンクアイス 33本
・ジュリエット 35本
・ミンクモンク 28本
・スパイキーホワイト 25本
・ペトロフィル エリシフォリア 43本
そして、約1ケ月たった後の結果は如何に、、、、
・ピンクアイス 33本 → 14本(42%)
・ジュリエット 35本 → 25本(71%)
・ミンクモンク 28本 → 14本(50%)
・スパイキーホワイト 25本 → 20本(80%)
・ペトロフィル エリシフォリア 43本 → 29本(67%)
まだ全てに根が生えているかは分かりませんが、少なくとも枯れていない本数です。
すばらしい確率ですね。
これら生きのびてくれている挿し木たちを、これから迎える冬を無事に超えさせることが、
次に我々に課せられた課題ですね。
植物を買ってきて花を咲かせるのも楽しいですが、種まきや挿し木は植物の生命力をより感じることができます。
人類よりはるか昔の時代から、その時代時代の環境にあわせ変化をとげてきている植物の生命力の一端をみることができるので、根が生えてきたときは感動しますね。
また来年の秋にも挿し木チャレンジしたいと思います。
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