あの群れ、実は他人です
- ハセガワ産業有限会社

- 14 時間前
- 読了時間: 2分
更新日:6 時間前
桜の開花予想も聞こえ始め、暖かい日も多くなってきた今日この頃、花粉症真っ只中の私です。
さて先日、子どもと公園で遊んでいた時のことです。
ベンチで一休みしながら芝生に目をやると、5羽ほどのスズメたちが忙しそうに地面をツンツンしていました。その何気ない光景を眺めていて、ふと疑問が湧いたんです。
「あのスズメの群れって、全員家族なのかな?」
今回は5羽ほどでしたが、場合によっては何十羽と空を飛んでいる姿も見ます。
気になって調べてみたところ、そこには興味深い「スズメ社会」の仕組みがありました。
結論から言うと、スズメの群れは必ずしも全員が家族というわけではないそうです。
春から夏にかけての子育てシーズンは、父・母・子という「核家族」で過ごしますが、秋や冬になると、あちこちから家族や独身のスズメが集まり、大きなコミュニティを形成します。
いわば、「地元の仲良しグループ」や、同じ目的を持って集まった「チーム」のような関係性ですね。
さらに驚いたのが、彼らの社会には明確な「上下関係」があるということ。
スズメの喉元にある黒い模様に注目してみてください。
英語で「bib(ビブ)」、日本語で「よだれかけ」のような黒いパッチが強さのシンボルなんです。
実は、この黒い部分が大きく、色が濃いほど「経験豊富で強い個体」として一目置かれるのだとか。
いちいちケンカをして体力を消耗しないよう、お互いの模様(よだれかけ)を見せ合うことで、「あ、この人には勝てないな」と平和的に秩序を保っているということなんですね。
でも、「新入りのスズメはどうやって群れに入るの?」と思いますよね。
彼らは言葉で「入れて?」と許可を取るのではなく、「ノリと空気」で合流するらしいです。
「あそこ、楽しそうだな」と野次馬的に近づき、最初は群れの端っこで様子を見ながら、徐々に溶け込んでいく。 目立ちすぎず、かといって離れすぎず。
絶妙な距離感を保ちながら仲間に入っていく姿は、学校の進級でクラス替えがあった当時の私を思い出します。
一羽では弱いからこそ、みんなで集まって天敵を警戒し、エサの情報を共有し、寒い夜は身を寄せ合って暖をとる。 血がつながっていなくても「お互い助け合って生きていこうぜ」というスズメたちのコミュ力に、なんだか癒やされました。
皆さんも、公園でスズメの群れを見かけたら、ぜひ彼らの「よだれかけ」や「距離感」に注目してみてください。
「あ、あのスズメ、今は端っこで様子をうかがってるな……」
なんて、少し違った視点で観察してみると楽しいかもしれません。




コメント