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ヨーグルトのフタに〝ハスの葉〟!?

MLBのドジャースとブルージェイズによるワールドシリーズ、凄かったですね!

ダイジェストでしか見られなかった試合も多いですが、日本人選手の活躍が嬉しかったのはもちろん、両チームとも総力戦の激闘で本当に感動しました。

野球は試合が終了するまで本当に何があるかわからない、ということも改めて感じました。

来年3月から開催されるワールド・ベースボール・クラシックも今から楽しみです。


全く話は変わりますが、皆さんには「ほぼ毎日食べている食品」ってありますか?


私はと言えば、ヨーグルトです。


決まった商品はありませんが、小さいカップが4個セットになったパックをよく買っています。

先日それを食べていて、ふと思ったことがありました。


最近、すべての商品ではありませんが、ヨーグルトのフタを開けたときにヨーグルトがほとんど付かないものが増えたと思いませんか?

実はこれ、生き物の知恵が生かされているのです。


ヒントになったのは「ハスの葉」だそうです。


ハスの葉の表面には、肉眼では見えない微細な突起がびっしりと並んでいます。

その上に乗った水滴は、突起と葉の間に空気層ができることで、葉にはほとんど付着しません。

水は表面張力によって空気との接触を嫌うため、真ん丸な形になって葉の上をコロコロと転がり落ちます。その際、葉の上のホコリや汚れも一緒に絡め取っていくので、ハスの葉は常にきれいな状態を保てるのです。


この特性は「ロータス効果」と呼ばれ、ヨーグルトのフタ以外にも、ケチャップのフタや撥水スプレー、レインウェアなどでも応用されています。


普段何気なく使っている身近なモノには、動植物の知恵が活かされていることが多いのですね。

そして、それを発見し、研究・開発・商品化してきた多くの方々の努力には本当に頭が下がります。


また面白い生き物の知恵が使われている商品を見つけたら、ご紹介できればと思います。


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