今年も残すところあと1ヶ月を切りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょう。
先週の日曜日、家でゴロゴロしていると、子供からクリスマスツリーを飾りたいという声が飛んできました。毎年飾っているので今年もと予想してはいたものの、完全にダラけモードの私はただ一つ
...面倒くさい。
しかしそんな怠け心に、子供の真っ直ぐな切望の眼差しがグサッグサッと刺さり、じゃあやるか!と。
子供と一緒というのも大きいと思いますが、いざ始めると、ワイワイじゃれながらやるので楽しいもので、無駄なことをしながらも次第に完成に近づいてきました。
最後に『Merry Christmas』と書かれたプレートを付けようとした時に子供から質問が
「クリスマスツリーって何で飾るの?」
………え?知らない。よくある魔除け的な?
ということで答えられず、今度は探偵モードになって調べてみました。
もみの木のツリー
いくつか起源はあるようですが、冬至を祝う際に常緑樹であるモミの木を使用していました。
常緑樹は、冬の寒さや厳しい条件の中でも緑の葉を保つことから、永遠の生命や希望、持続性を象徴していると考えられているそうです。入手しやすく、綺麗な三角形の見た目もあるかもしれません。
トップスター
ツリーのてっぺんに飾る星は、『ベツレヘムの星』として知られておりイエス・キリストの誕生を示す天のしるしとされており、希望や新しい始まりを象徴しています。
オーナメントボール
昔はりんごを飾っていました。りんごはアダムとイブが食べた知恵の木のみを象徴しているそうです。
幸福や来年の豊作を祈願しており、他にも家族の成長や結束を表しているかもしれません。
靴下
聖ニコラウスの伝説に由来しています。
聖ニコラウスは貧しい家族を助けるために金貨をこっそり与えたとされています。金貨を煙突から投げ入れ、それが偶然下に吊るされていた靴下の中に入ったというもので、これが幸運をもたらすと考えられるようになり、子どもたちはクリスマスの夜に靴下を吊るして、サンタクロースからの贈り物を待つようになりました。
クリスマスベル
クリスマスベルの音は、イエス・キリストの誕生を祝い、知らせる役割を果たします。
クリスマスの喜びと祝福の到来を告げるものとして広く認識され、特別な時期の始まりを祝うために鳴らされます。魔除けの効果もあるとされています。
と、色々調べましたが、まだ小さい子どもには全部は伝わらないようなので、
「来年もまた家族みんなが楽しく元気で幸せに暮らせますようにだって」
と、かなりざっくり、自分なりの解釈で話したところ、
「ふーん」
と一言で終わりました...
まぁ、そんなもんですよね (笑)
ちなみに昨日の12月7日は『クリスマスツリーの日』で、1886年12月7日に横浜の明治屋が外国人船員に向けて日本初のクリスマスツリーを飾った日らしいですよ。
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