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「カッコウ」と「ピヨピヨ」?

関東も梅雨入り発表が今日にも出そうですが、なんと一昨日の8日に沖縄は梅雨明け発表。

史上最速タイの最も早い梅雨明けだそうです。

洗濯物が乾きにくく、週末の出かける場所も困る季節がやって来ました。


さて、先日家族で都内に出かけた際に、駅前の信号待ちをしておりました。


歩行者用信号が青になったので、横断歩道を渡っている最中に、子どもから向こうの信号と音が違うと言ってきました。


「ん?」と聞くと、


「こっちはカッコウなのに、向こうはピヨピヨだったよ」と。


最近移動も車がほとんどなので、そんなに意識することもありませんでしたが、たしかに2通りありますよね。この違いって皆さんご存知ですか?


普段何気なく聞いている信号の音ですが、言われてみれば確かに「カッコウ」と「ピヨピヨ」の2種類がありますよね。この違い、実は明確な理由があるんです。


この2種類の音は、主に方向を区別するために使われています。

横断歩道は、T字路や交差点など、様々な方向へ渡れる場所がありますよね。

そのような場所で、歩行者がどちらの方向へ進めばいいのかを音で案内するために、異なるメロディーが採用されているんです。


例えば、

  • 「カッコー、カッコー」:南北方向(またはそれに準ずる主要な方向)への横断を促す音

  • 「ピヨ、ピヨ、ピヨ」:東西方向(またはそれに準ずる補助的な方向)への横断を促す音


といったように、場所によって音が割り当てられています。これによって、視覚に障がいのある方や、急いでいる方でも、どの方向の信号が青になったのかを音で判断しやすくなっているんです。


実はこの音、全国共通のルールというわけではなく、地域によって異なるメロディーが使われていることもあるようです。


何気なく信号待ちをするときに、耳を傾けてみると、もしかしたら普段とは違う特別な音が聞こえてくるかもしれませんよ。




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